その辺りで見た野鳥

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アオバズク

アオバズク(青葉木菟、Ninox scutulata)は、動物界脊索動物門鳥綱フクロウ目フクロウ科アオバズク属に分類される鳥。

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巣から出てきた雛2羽・・・雛は全部で3羽居ましたが、並んでる所は撮れず・・・

イメージ 2
何時も、近くにいる親鳥1羽・・・
昼間でも結構、枝から枝へ飛び移っているので粘れば4羽並んだ所が撮影出来そう?・・・

分布
インド、インドネシアカンボジアシンガポールスリランカ、タイ、大韓民国中華人民共和国東部から南部、台湾、朝鮮民主主義人民共和国、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ブータンブルネイベトナム、マレーシア、ミャンマーラオス、ロシア南東部
夏季に中華人民共和国、日本、朝鮮半島、ウスリーで繁殖し、冬季になると東南アジアへ南下し越冬する。インドやスリランカ中華人民共和国南部、東南アジアでは周年生息する。日本では亜種アオバズクが九州以北に繁殖のため飛来(夏鳥)する。和名は青葉が芽生える季節に飛来することが由来。亜種リュウキュウアオバズク奄美大島以南の南西諸島に周年生息(留鳥)する。

形態
全長27-30.5cm。翼開張66-70.5cm。頭部から背面は黒褐色の羽毛で覆われる。下面の羽毛は白く、褐色の縦縞が入る。顔を縁取るような羽毛(顔盤)は不明瞭。
虹彩は黄色。嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は黄色。
オスはメスに比べて相対的に翼長が長く、腹面の縦縞が太くなる傾向がある。
鳴き声は基本的に「ホッ、ホッ」と二回ずつで規則正しく分かりやすい。

生態
平地から低山地にかけての森林や農耕地に生息し、越冬地ではマングローブ林などでも見られる。群れは形成せず単独もしくはペアで生活する。夜行性で、昼間は樹上で休む。
食性は動物食で、昆虫類、両生類、爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類などを食べる。
繁殖形態は卵生。樹洞(時には庭石の間や巣箱)に巣を作り、1回に2-5個の卵を産む。抱卵はメスのみが行い、オスは見張りをしたりメスに獲物を運んだりする。抱卵期間は約25日、巣立ちまでの日数は約28日。雛は巣立ち後、徐々に営巣木から周辺の林へ移動する。