ウグイス
ウグイス(鶯、学名: Horornis diphone)は、スズメ目ウグイス科ウグイス属の1種である。「ホーホケキョ」と大きな
である。
2月21日撮影分ですが・・・既に 「ホーホケキョ」 と囀っていました・・・
難しいな~~~・・・何百枚も撮影して枝被り無しはこれ位かな~・・・ (;´Д`A ```
それでも、影が胴体を真っ二つに・・・
分布
種の範囲の定義により、分布域は多少変化するが、大まかにいって東アジアに生息する。
現代的な分類でのウグイス(マンシュウウグイスを含みチョウセンウグイスを含まない)は、日本(南西諸島を含む)、サハリン、東部・中部中国で繁殖し、南部・東南部中国、台湾、東南アジアで越冬する。
伝統的な(2000年代までの)分類に基づく場合、「広義の (sensu lato) ウグイス」(チョウセンウグイスも含む)の繁殖地には南東シベリア、中国東北部、朝鮮半島が加わる。「狭義の (sensu stricto) ウグイス」(マンシュウウグイスも含まない)は、日本(南西諸島を含む)とサハリンのみで繁殖し、南部・東南部中国、台湾で越冬する。
ハワイ諸島にも分布するが、これは日本から移入されたものである。
日本ではほぼ全国に分布する留鳥。ただし寒冷地の個体は冬季に暖地へ移動する。平地から高山帯のハイマツ帯に至るまで生息するように、環境適応能力は広い。笹の多い林下や藪を好むが、さえずりの最中に開けた場所に姿を現すこともある。英名の「Bush Warbler」は藪でさえずる鳥を意味している。警戒心が強く、声が聞こえても姿が見えないことが多い。
形態
体長はオスが16 cm、メスが14 cmで、スズメとほぼ同じ大きさ。翼開長はオスが21 cm、メスが18 cm。体色は、背中がオリーブ褐色で、腹面は白色、全体的に地味である。雌雄同色。
生態
食性は雑食だが、夏場は主に小型の昆虫、幼虫、クモ類などを捕食し、冬場は植物の種子や木の実なども食べる。繁殖期は初夏で、オスは縄張りをつくり「ホーホケキョ」と1日に1000回ほど鳴くことがある。横穴式の壺形の巣をつくり、4–6個の卵を産み、メスが雛を育てる。亜種のハシナガウグイスは、2-3個の卵を産み、オスも雛への給餌を行う。
鳴き声
さえずりは「ホーホケキョ、ホーホケキキョ、ケキョケキョケキョ……」、地鳴きは「チャッチャッ」。
さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし」の合図でもある。「ケキョケキョケキョ」が侵入した者や外敵への威嚇であるとされており、これを合図に、メスは自身の安全のためと、外敵に巣の位置を知られないようにするためにエサの運搬を中断して身をひそめる。
平地にて鳴き始める季節が早春であることから春告鳥(ハルツゲドリ) の別名がある。本州中部あたりでは 2月初旬頃からさえずり始め、 8月下旬頃までがよく聞かれる時期だが、10月頃まで弱いさえずりが聞かれることがある。「ホーホケキョ」とさえずるのを初めて聞いた日を『ウグイスの初鳴日』と呼び、気象庁が生物季節観測に用いている。