その辺りで見た野鳥

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ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)

ゴイサギ五位鷺、学名:Nycticorax nycticorax)は、ペリカン目サギ科ゴイサギ属に
分類される鳥類。

ゴイサギの幼鳥・・・
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ホシゴイ

分布
フィリピン、マダガスカル日本では夏季に北海道に飛来(夏鳥)するか、本州以南に周
年生息する(留鳥)。冬季に南下する個体もいる。

形態
全長58-65cm。翼開長105-112cm。体重0.4-0.8kg。上面は青みがかった暗灰色、下
面は白い羽毛で被われる。翼の色彩は灰色。虹彩は赤い。眼先は羽毛が無く、青み
がかった灰色の皮膚が露出する。嘴の色彩は黒い。後肢の色彩は黄色。幼鳥は上
面が褐色の羽毛で被われ、黄褐色の斑点が入る。この斑点が星のように見える事か
らホシゴイの別名がある。下面は汚白色の羽毛で被われる。虹彩は黄色がかったオ
レンジ色。眼先は、黄緑色の皮膚が露出する。繁殖期には後頭に白い羽毛が3本伸
長(冠羽)し、後肢の色彩が赤みを帯びる。

分類
2亜種に分かれる。

生態
河川、湖、池沼、湿原、水田、海岸などに生息する。単独もしくは小規模な群れを形
成して生活する。夜行性で、英名(night=夜)の由来になっている。昼間は水面に張
出した樹上などでひっそりと休む。食性は動物食で、両生類、魚類、昆虫、クモ、甲
殻類などを食べる。夜間水辺を徘徊しながら獲物を捕食する。繁殖形態は卵生。
サギ科の他種も含めた集団繁殖地(コロニー)を形成する。樹上に雄が巣材となる
木の枝を運び、雌がそれを組み合わせた巣を作る。日本では4-8月に3-6個の卵を
年に1-2回に分けて産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は21-22日。育雛は雌雄共
同で行う。雛は孵化してから20-25日で巣を離れるようになり、40-50日で飛翔できる
ようになり独立する。生後1-2年で性成熟する。