その辺りで見た野鳥

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ウグイス

ウグイス(鶯、学名: Horornis diphone)は、
スズメ目ウグイス科ウグイス属の1種である。
「ホーホケキョ」と大きな声でさえずる。日本
三鳴鳥の1つ。山梨県と福岡県の県鳥であ
り、日本の多数の市町村などの自治体指定
の鳥である。

久しぶりに撮影すると・・・
イメージ 1
ウグイスは手強いな~~~・・・
野鳥撮影始めた頃、上手く撮影出来なかっ
たのを思い出した・・・

分布
種の範囲の定義により、分布域は多少変化
するが、大まかにいって東アジアに生息する。
現代的な分類でのウグイス(マンシュウウグ
イスを含みチョウセンウグイスを含まない)は
、日本(南西諸島を含む)、サハリン、東部・中
部中国で繁殖し、南部・東南部中国、台湾、
東南アジアで越冬する。伝統的な(2000年代
までの)分類に基づく場合、「広義の (sensu
lato) ウグイス」(チョウセンウグイスも含む)の
繁殖地には南東シベリア、中国東北部、朝鮮
半島が加わる。「狭義の (sensu stricto) ウグ
イス」(マンシュウウグイスも含まない)は、日
本(南西諸島を含む)とサハリンのみで繁殖し
、南部・東南部中国、台湾で越冬する。ハワ
イ諸島にも分布するが、これは日本から移入
されたものである。 日本ではほぼ全国に分布
する留鳥。ただし寒冷地の個体は冬季に暖地
へ移動する。平地から高山帯のハイマツ帯に
至るまで生息するように、環境適応能力は広
い。笹の多い林下や藪を好むが、さえずりの
最中に開けた場所に姿を現すこともある。英
名の「Bush Warbler」は藪でさえずる鳥を意味
している。警戒心が強く、声が聞こえても姿が
見えないことが多い。

形態
体長はオスが16 cm、メスが14 cmで、スズメと
ほぼ同じ大きさ。翼開長はオスが21 cm、メスが
18 cm。体色は、背中がオリーブ褐色で、腹面
は白色、全体的に地味である。雌雄同色。
ウグイスの卵の長径は1.8 cm、ホトトギスの卵
の長径は2.2 cmで、色はほぼ同じで、ホトトギス
の托卵対象となる。

生態
食性は雑食だが、夏場は主に小型の昆虫、幼
虫、クモ類などを捕食し、冬場は植物の種子や
木の実なども食べる。繁殖期は初夏で、オスは
縄張りをつくり「ホーホケキョ」と1日に1000回ほ
ど鳴くことがある。横穴式の壺形の巣をつくり、
4–6個の卵を産み、メスが雛を育てる。亜種のハ
シナガウグイスは、2-3個の卵を産み、オスも雛
への給餌を行う。

鳴き声
さえずりは「ホーホケキョ、ホーホケキキョ、ケキョ
ケキョケキョ……」、地鳴きは「チャッチャッ」。
さえずるのは縄張り内を見張っているオスで、「ホ
ーホケキョ」が他の鳥に対する縄張り宣言であり、
巣にエサを運ぶメスに対する「縄張り内に危険なし
」の合図でもある。「ケキョケキョケキョ」が侵入した
者や外敵への威嚇であるとされており、これを合図
に、メスは自身の安全のためと、外敵に巣の位置
を知られないようにするためにエサの運搬を中断し
て身をひそめる。 平地にて鳴き始める季節が早春
であることから春告鳥 ハルツゲドリ の別名がある。
本州中部あたりでは 2月初旬頃からさえずり始め、
 8月下旬頃までがよく聞かれる時期だが、10月頃ま
で弱いさえずりが聞かれることがある。「ホーホケキ
ョ」とさえずるのを初めて聞いた日を『ウグイスの初
鳴日』と呼び、気象庁が生物季節観測に用いている。
藤原敏行古今和歌集で「うぐいす鳴く」と詠ってい
。古くは鳴き声を「ウー、グイス」または「ウー、グイ」と
聴いていて、和名の由来であるとする説がある。東京
台東区鶯谷の地名の由来は、元禄年間に京都の皇
族の出である公弁法親王が「江戸のウグイスは訛って
いる」として、尾形乾山に命じて京都から3,500羽のウ
グイスを取り寄せて放鳥し、以後鳴きが良くなりウグイ
スの名所となったという逸話に由来する。 日本から持
ち込まれたハワイに生息している種の鳴き声(さえずり
)は日本に生息しているものと比較して単純化されてい
ると国立科学博物館の筑波研究施設が発表した。これ
はハワイでは縄張り争いや繁殖の争いが日本に比べ
て激しくないためと推測されている。