その辺りで見た野鳥

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ズグロカモメ

ズグロカモメ(頭黒鴎、Larus saundersi)は、チドリ目カモメ科カモメ属に分類される鳥類。

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夏羽に換羽中?・・・   頭が未だ殆ど白い固体と2羽居ました・・・

分布
大韓民国中華人民共和国東部、台湾、日本、ベトナム北部、黄海渤海沿岸で繁殖し、冬季になると
大韓民国や日本、ベトナム、台湾に南下し越冬する日本には冬季に越冬のため主に九州に冬鳥として
飛来する。

鳥類レッドリスト (環境省):絶滅危惧II類(2012年)

形態
全長29-32.5センチメートル。翼長27-28センチメートル。翼開張85-91センチメートル。体重0.2キログラム。
頭部は丸みを帯びる。上面の羽衣は淡青灰色、頸部や下面の羽衣は白い。初列風切先端に黒い斑紋が
入り、静止時には白と黒の縞模様に見える。嘴は太くて短く、色彩は黒い。後肢は暗赤色や濃赤色。
幼鳥は後頭に灰褐色の斑紋、肩羽や雨覆、三列風切の羽軸に沿って褐色の斑紋(軸斑)が入る。
夏羽は頭部の羽衣が黒く、和名の由来になっている。眼の上下は白い。冬羽は頭部の羽衣が白く、頭頂に
灰黒色の筋模様が2本、眼後部に黒い斑紋が入る。

生態
河口や干潟に生息する。
食性は動物食で、魚類、甲殻類、多毛類などを食べる。低空を飛翔し、獲物を発見すると急降下して捕食
する。。繁殖形態は卵生。植生のまばらな塩性湿原に植物の茎を組み合わせた皿状の巣を作り、5月に
1回に3個の卵を産む。雌雄共に抱卵し、抱卵期間は約22日。