ルリビタキ雄
ルリビタキ(瑠璃鶲、Tarsiger cyanurus)は、スズメ目ヒタキ科に分類される鳥。
結構、蒼いです・・・
分布
部で越冬する。日本では基亜種が夏季に本州中部以北、四国で繁殖し、冬季になる
と本州中部以南で越冬する。
形態
全長14cm。体側面はオレンジ色の羽毛で覆われ、英名(flanked=脇腹、側面)の由
来になっている。腹面の羽毛は白い。尾羽の羽毛は青い。種小名cyanurusは「青い
尾の」の意。オスの成鳥は頭部から上面にかけての青い羽毛で覆われる。幼鳥やメ
スの成鳥は上面の羽毛は緑褐色。オスの幼鳥はメスの成鳥に比べて翼が青みがか
り、体側面や尾羽の色味が強い。
生態
森林に生息する。群れは形成せず、単独で生活する。
食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実などを食べる。地表や樹上を移動しながら
獲物を捕食する。繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成する。6-8月に針葉樹
林の地表に枯葉や苔などでお椀状の巣を作り、1回に4-5個の卵を産む。メスのみが
抱卵し、抱卵期間は約15日。雛は孵化してから約15日で巣立つ。生後1年で性成熟
する。ジュウイチに托卵の対象とされることもある。