その辺りで見た野鳥

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ホオジロガモ♂

ホオジロガモ(頬白鴨、学名:Bucephala clangula)は、カモ目カモ科に分類される
鳥類の一種である。和名の由来は、頬に白い模様があることによる。。学名の内、
属名Bucephalaアレクサンドロス3世(大王)の馬の名前からつけられたもので、
種小名clangulaは「やかましく騒ぐ」ことを意味する。

警戒心が強く・・・中々近くで撮影出来ません・・・
イメージ 1
飛び立つと・・・ヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッ・・・
風切り音かな?・・・結構・・・目立ちます・・・
正月は殆ど撮影に出ています(撮影に行けるのは長期休暇だけなので)・・・
12月29日から1月4日の間に撮影した枚数は4450枚でした・・・

分布
北ヨーロッパからシベリア、カムチャツカまでのツンドラ以南の森林、南はウスリーで
繁殖し、地中海やペルシア湾、日本、中国南部、朝鮮半島などで越冬する旧北区亜
種と、アラスカやカナダで繁殖し、アメリカ中部などで越冬する新北区亜種に分けられ
る。日本へは亜種ホオジロガモが冬鳥として渡来する。北日本に多く渡来し、本州中
部以南で観察される個体は多くない。

形態
全長はオスで約46cm。雌雄とも他のカモ類と比べて、体の割りに頭部が大きく見える。
雄は頭部が緑色の光沢のある黒色で、顔の前面に丸い白斑がある。背は黒く、胸、腹
、尾羽は白い。雌は頭部と背は褐色で、体下面は灰褐色。顔の白斑はない。

生態
4月から6月にかけて繁殖する。繁殖期は、森林帯の川や湖沼に生息する。越冬時には
群れを作り、内湾や港など波の静かな海域に生息する。河口や内陸の湖沼に入ること
もある。潜水して甲殻類イカ、貝類などの軟体動物を捕食するが、魚類や水草なども
食べる。繁殖形態は卵生。樹洞や地上の穴などに枯れ草や羽毛を敷いて営巣し、同じ
場所に繰り返し営巣する。1腹の産卵数は7-11個。抱卵、育雛は雌が行う。抱卵日数は
27-30日で、雛は約60日で親から独立する。雄は繁殖期に「ギー ギッギー」と濁った声
「クィ リーク」と鳴き、頭の羽毛をふくらましたり、頭を曲げ伸ばしする求愛ディスプレ
イを行う。近縁種のキタホオジロガモとは、オスの求愛ディスプレイの動作や鳴き声が明
らかに異なっている。そのせいか、本種とキタホオジロガモは分布の重なりがあるにも関
わらず、自然界での雑種の報告はごくわずかしかない。

亜種
以下の2亜種に分類される。