その辺りで見た野鳥

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オオソリハシシギ

オオソリハシシギ(大反嘴鴫、学名:Limosa lapponica)は、チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種。
和名の由来は、大きく反り返ったクチバシから。

防波堤の上にチュウシャクシギ17羽とオオソリハシシギ3羽・・・
イメージ 1
河川敷を、犬を連れて散歩する人や、少年野球のグラウンドがあったり(対戦中)・・・
魚釣り用の餌を採取する人や、子供が砂浜に降りて遊んだり・・・
潮が引いてきて遣って来たのは、このオオソリハシシギ2羽のみ・・・
それも、目の前を通過しただけでした・・・
その後、人があまり来ない場所で採餌していましたが・・・
そこに行くと飛んで仕舞いそうなので撮影は出来ませんでした・・・

分布
ユーラシア大陸北部からアラスカ西部の北極圏で繁殖し、冬季は、ヨーロッパ西北部からアフリカ、
西南アジア、東南アジア、オーストラリアの沿岸部に渡り越冬する。
日本へは旅鳥として春と秋に全国に渡来する。

形態
全長約39cm。翼開長は70-80cm。雌の方が、やや体が大きい。嘴は長く上に反っており、基部は
桃色で先にいくほど黒くなる。足は黒くて比較的長い。
成鳥夏羽雄は、顔から腹にかけての体の下面が赤褐色である。体の上面は黒褐色の軸斑に、白
と赤褐色の斑がある。下尾筒は白い。成鳥夏羽雌は、体全体の赤褐色みが薄い。成鳥冬羽は雌雄
とも、体の上面は灰褐色で、顔から胸にかけては淡い褐色である。体の下面は白い。

生態
非繁殖期は干潟や河口の砂州、砂浜に生息する。内陸部で観察されることはまれである。
非繁殖期には群れを形成して生活している。繁殖期には、ツンドラや湿地に生息する。
甲殻類、ゴカイ、貝類、昆虫類を捕食する。
繁殖期は6-7月で、地上の窪みに枯れ草などを敷いて営巣する。産卵数は普通4卵で、
抱卵日数は19-21日。普通は雌が抱卵する。
「ケッ ケッ ケッ」と鳴く。