その辺りで見た野鳥

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オオヨシキリ

オオヨシキリ(大葦切、Acrocephalus arundinaceus)は、スズメ目ヨシキリ科に
分類される鳥類。

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分布
日本、フィリピン、ブルネイ、マレーシア
夏季はアフリカ大陸北部、ユーラシア大陸中緯度地方で繁殖し、冬季はアフリカ大陸
中部以南やユーラシア大陸南部等で越冬する。日本では夏季に亜種オオヨシキリ
繁殖のためほぼ全国に飛来する(夏鳥)。

形態
全長18.5cm。雌雄同色で、背面は緑褐色、腹面は淡褐色の羽毛で覆われる。
眼上部にある眉状の斑紋(眉斑)は白く明瞭。嘴の基部から眼を通り後頭部へ続く黒
い筋模様(過眼線)が入る。

生態
ヨシ原等に生息する。
食性は動物食で、昆虫類、節足動物等を食べる。ヨシ原や周囲の森林で獲物を捕食
する。ヨシを切り裂いて中にいる獲物を捕食するとされ、和名の由来とされる。
繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成し、しばしば1羽のオスに対し複数羽のメ
スによるハーレムを形成する。ヨシの茎や葉等を組み合わせたお椀状の巣を作り、日
本では5-6月に1回に4-6個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は13-15日。雛
は生後11-13日で巣立つ。カッコウに托卵の対象とされることもある。