その辺りで見た野鳥

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ホウロクシギ

ホウロクシギ(焙烙鷸、学名:Numenius madagascariensis) は
チドリ目シギ科に分類される鳥類の一種である。

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2羽、居たんですね~~~・・・

分布
シベリアやカムチャツカ、中国東北部で繁殖し、冬期にはフィ
リピンや台湾、オーストラリアなどへ渡りをおこない越冬する。
形態がよく似ているダイシャクシギと比べると、繁殖地は局地
的である。日本では、旅鳥として春と秋の渡りの途中で渡来す
るが、西日本では少数の個体が越冬する。北海道では夏季の
観察例もある。

形態
体長は60cmほどで、日本に渡来するシギではダイシャクシギ
と並んで最大級の大きさである。長い脚とくちばしが特徴で、
全身の羽毛は褐色の細かいまだらもよう。

生態
渡りの時期は、主に河口や海辺の干潟に生息する。干潟を
歩き回って、長い嘴を利用し主にカニやゴカイ等を捕食する。
稀に昆虫類を捕食する姿も記録されている。数羽から数十
羽の群れを形成し、ダイシャクシギとの混群を形成することも
ある。日本の干潟が少なくなるとともに、日本で確認される
渡来数も減少している。繁殖期は湿原に生息し、数つがいで
コロニーを形成する。地表に営巣し、通常4卵産卵する。

保全状態評価