その辺りで見た野鳥

ブログ開設しました

先日の、ソリハシシギ

ソリハシシギ(反嘴鴫、学名:Xenus cinereus
(Güldenstädt, 1775) )はチドリ目シギ科ソリハ
シシギ属に分類される鳥類の一種。

山階鳥類研究所から、返信がありました・・・
イメージ 1
左足の下のダイダイ色が違っていて・・・
汚れていて白色だそうです・・・
宮城県亘理郡亘理町鳥の海で放鳥

返信内容の一部
この度は、倉敷市玉島乙島で観察された青030/白ソリ
ハシシギの記録をお送り下さり、ありがとうございました。
この個体は、2015年9月6日に宮城県亘理郡亘理町
の海で放鳥され、放鳥当時、性不明・幼鳥と判定されて
います。今回のご報告が、放鳥後初の再発見記録とな
ります。金属足環の番号は04A-22394です。データベー
スには20180199のIDで登録いたしました。
今後共、シギ・チドリのフラッグ観察へのご協力を、
よろしくお願いいたします。

分布
ユーラシア大陸の高緯度地方で繁殖し、アフリカ大陸から、インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部で冬
を越す。日本で見られる数は多くないが旅鳥として各地に現れる。春は4-5月ごろ北へ渡る途中に渡来し、秋
は8-10月ごろ南へ渡る途中渡来する。秋の方が個体数が多い。

形態
シギの中では小型で体長22-25cmほどである。翼開長は57-59cm。体に対して長く、上に反ったくちばしを持
つ。くちばしの色は黒で基部は黄褐色。成鳥夏羽は体上面が灰褐色、下面が白色で胸に灰褐色の斑がある。
足は短く橙黄色。冬羽になると胸の斑が無くなって体下面がより白くなり、足の色が淡くなる。次列風切の羽
先が白く、飛翔時には白い帯のように見えてよく目立つ。雌雄同色である。

生態
非繁殖期には、主に海岸地方の干潟、浅瀬、砂浜、河口や海岸近くの水田に生息する。内陸部の湿地で見ら
れることはまれである。非繁殖期は、単独か小群で生活する。繁殖期は湿地、草原、ツンドラ地帯などに生息
する。砂泥地を活発に動き回り餌を探し、昆虫や小型の甲殻類を食べる。繁殖期は5-7月で、地上の窪みに
営巣し、普通4卵を産む。抱卵期間は22-24日である。ピリピリッ、ピーイピーイと口笛のような声で鳴く。