タシギ
タシギ(田鴫、学名:Gallinago gallinago)は、チドリ目シギ科タシギ属に分類される鳥。タシギ属の模式種。
背中からの振り向き画像・・・
分布
アジア、北アメリカ大陸南部に渡り越冬する。
日本では、春と秋に渡りの途中に飛来する旅鳥、もしくは本州中部以南では越冬のため飛来する冬鳥。
形態
体長は約27 cm、翼開長は約43 cm[。頭部、胸部、背面は褐色に黒と白が混ざったような羽毛で覆われる。
この体色は草の中では保護色になる。腹部の羽毛は白い。次列風切羽の先端部の羽毛は白い。尾羽は
通常14枚。嘴は長く、直線的。雌雄同色である。
生態
日本では、水田、河川、内陸の湿地等に生息する。和名は田によくいることが由来。単独で生活するが、
10頭前後の小規模な群れを形成することもある。 繁殖期には、湿地、草原、湿ったツンドラなどに生息する。
場所では昼間も行動する。繁殖形態は卵生。乾いた地上に営巣し、通常4卵を産む。抱卵は雌のみが行い、
抱卵日数は17-20日である。